2017年!! VRとARはこう変化する->3D開発が好きな人に朗報!Tangoスマホ!?
Top 10 VR Trends for 2017 - Mobile Geeks
この記事の翻訳・要約に加え、VR・ARについて調べてきたことを書こうと思います。
2017年のVRトレンド
ライセンスフリー
Valve社が開発しているSteamVRのようなVRデバイスやトラッキングシステムです。ライセンス料をとらないため従来のVRシステムよりも安価で、Steamコミュニティによってアプリやソフトの開発も進むと期待できます。
SteamVRはセンサーでプレイヤーが部屋のどこにいるか把握することができる点にも注目したいところです。部屋のスペースをいっぱいに使うことができれば、PSVRと一味違う没入感が得られることは必至。
vSports(eSports VR)
eSportsにVRの要素が加わったものです。
PSVRのプロモーション映像の中に出てきていたRIGS Machine Combat Leagueという競技用マシンに乗ってアリーナで戦う近未来スポーツのゲームがあります。
もうすでに発売されており、VRゲーマーからはVR酔いしやすいにもかかわらず、結構な人気を博しています。
PSVR RIGS: Mechanized Combat League - Multiplayer Gameplay #8 'The Mercy of Matchmaking' - YouTube
プレイ動画を見た感じ、なかなか楽しそうですね。
もう少し爽快感のあるエフェクトがあればいいですね。あと、もう少し横の視覚部分が広いと窮屈感を感じないのにと見ていて感じました。
しかしながら、オンライン対戦だと盛り上がるゲームであることは間違いないですね!今年の発展が楽しみなVRゲームの分野でした!
独立型トラッキングデバイス
その中の一つVive Trackerは、この機器を野球のバット・エアガン・カメラ・手袋などに取り付けることによって、実際の物を使ってリアルなコントローラーにしてしまおうというデバイスです。
自分の位置から指先の動きまでゲームの中に反映されるなんて...
ロックマンになれる日も近いとワクワクしてしまいます。
次の動画のように、映像を投射したい対象に取り付けることでリアルタイムマッピングに使うという使い方もあるようです。
Realtime Projection Mapping with HTC Vive - YouTube
2017年、ARの方は...
2016年はなんといってもPokemon GOがARの分野では注目された年でしたね。2017年になってGoogle翻訳が話題になりましたが、ARはまだまだそんなもんじゃないんです。
Googleの空間認識技術「Tango」
雪ミクとコラボした世界初の実証実験 Androidで空間認識「Tango」活用で - ITmedia NEWS
この記事にもあるようにTangoではカメラとセンサーのみで現実の空間構造を認識してオブジェクトが動いてくれるみたいです。
「空間構造を認識して」というのは、Pokemon GOで例えるなら「現れるポケモンがちゃんとテーブルの上に乗っており、そこから転げ落ちたり、階段を上る」ようなことが技術的にできるということです。
しかし、もっと驚くべきことがあります。
Tangoは赤外線カメラの付いた専用のスマホに導入されることによっていろんな機能を手に入れました。
その一つで私が最も期待しているのが、このリアルタイム3Dモデル構築技術です。
もはやこれARの話なのか...?
ここ数年の3Dゲームが大好きな学生はよくKinectをつかって奥行きを認識できるアプリをつくっています。kinectはどこかに固定してパソコンにつないでいないといけません。
Tangoスマホがあれば、簡単に周囲の空間の3Dモデルが作れるようになり、屋外でも使用できるアプリが開発可能ですね。
この空間認識技術:Tangoを搭載したスマホPhab2Pro/ZenFone ARが$500ほどで既に発売されています。スマホと3Dセンサーが同時に手に入ると考えたら安いと思うのですがいかがでしょうか。
Unity+Tangoという感じで、デベロッパー精神にあふれた学生達の間にTangoスマホが普及しはじまる...私はそんな気がしてなりません。
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