ニューラルネットワークのフィルタを使って写真に一味違うアレンジを加える
こちらが作品例の一つ!
皆さんもこの記事を参考に、周りとは一味違う写真をSNSにアップしてみませんか?
まずニューラルネットワークとは(学問的に)
ニューラルネットワークとは、脳神経系をモデルにした情報処理システムのことです。学習能力を持ち、必要とされる機能を、提示されるサンプルに基づき自動形成することができます。
つまり、人間の脳の仕組みをマネした方法でコンピュータに計算させる方法ということでしょうか。引用の画像でいうと、今回はアップロードする画像が「入力信号」として扱われ、アレンジされた画像が「出力信号」として出てくるわけですね。
メインのサイト
ちょっと難しい話になりましたが...
今回、お世話になるサイトはこちらです。ちゃんとスマホにも対応しています。
このNeuralPaintingというサイトは、先ほどのニューラルネットワークという仕組みを使って、画像や動画に芸術的な加工してくれます。彼らはそれをNeural Artと呼んでいるようです。ま、百聞は一見に如かずということでフィルタのモチーフをいくつか紹介します。
フィルタの例
Starry Night
星月夜
画家・ゴッホの代表作のひとつ「Starry Night (星月夜)」をモチーフにしたフィルタ。青色と筆の質感を残した描き方が印象的ですね。
Edtaonisl
Edtaonisl
フランスの画家ピカビアの作品「Edtaonisl (聖職者)」という作品をモチーフにしたフィルタ。ピカビアって初耳です。なんというか金属のプレートが散らかってるようにみえます。
Hokusai(kanagawa)
神奈川沖浪裏
江戸時代の浮世絵師である葛飾北斎の「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」をモチーフにしたフィルタ。これは日本人には馴染みのある絵ですね。これを適用すると浮世絵風の粋な画像になります。私のお気に入りのフィルタです。
Kandinsky
compositionⅧ
ロシアの抽象画家カンディンスキーの幾何学的な絵を学習したフィルタだとおもわれる。いくつもの直線が刻まれるのが印象的なフィルタです。
このようなフィルタが全7種類あり、無料でつかうことができます。
NeuralPaintingの使い方
- 7つの中からフィルタを選択してください
- [Browse..]を押して画像を選択する
- しばらく待機する
画像の大きさにもよりますが、結構早くアレンジされた画像が完成します。画像はタップ/右クリックで保存することが可能です。
おわり
ニューラルネットワークのこととかは難しい話でしたが、このサービスは意外と簡単に利用できてビックリしました。コンピュータを扱う身としても、人工知能には関心があったので、そういう技術を使ったサービスがないか、これからはアンテナを張っておこうと思います。
ヘッダ画像をニューラルネットワークの画像・動画フィルタをつかって北斎の 神奈川沖浪裏 風にアレンジしてみた。https://t.co/dsoxikB7pY pic.twitter.com/bfI2XYtI81
— ikepon (@ikepon_com) September 29, 2016