私が一気読みせずにはいられなかったマンガ・読み物
気づいたら数時間あるいは半日ぶっ通しで読んでしまっていたなんて経験ありませんか?
SNSやアニメ、TVのバラエティから様々な誘惑を受け続けるいま、昔ほど文字やマンガという一つの物に集中して読みふけるという経験が少なくなった気がします。
しかしたまに、一気に読んでしまったという作品に出合うことがありますよね。そういった体験を与えてくれる作品は稀有であり、共有したい・もっと広まってほしいなと思い、この記事を書くに至りました。
連載:ハッカーの系譜②ケビン・ミトニック/牧野武文/THE ZERO/ONE
こちらはWEBサイトの記事です。私は夜の12:00くらいから読み始めて、面白すぎて読むのをやめられず、結局夜中の1:30まで読み切ってしまいました。
内容はケビン・ミトニックという元ハッカーが何故ハッカーとなったか、どういう手口でハッキングをおこなっていたか、そして最後にツトム・シモムラの協力で逮捕されるまでにどんな捜査が行われていたか等が詳しく書かれた物語です。
この実際に起きた事件は「テイクダウン―若き天才日本人学者vs超大物ハッカー〈上〉」や、それをもとに脚色をくわえた映画「ザ・ハッカー」にまとめられ、高い評価を受けています。
ザ・シェフ/剣名舞・加藤唯史/マンガRIZE
料理をテーマとした作品ですが、定番の料理勝負をすることはほとんどなく、料理や食事を通して人の人生観、価値観を見つめなおし、人としての考え方や想いを行動に起こさせるというのが主な内容です。
この本に惹かれたわけ
主人公の味沢匠は「私には関係のないことだ」というのが口癖で、一見すると他人に冷淡な人物ように見えます。
彼の作る料理は、食する人それぞれが持つ歴史や思い出、その時の事情や感情を考慮した、温かさのある料理です。それらの料理を通じて依頼者は、人や家族として本当に大事なものに気づかされたり、未来に対する前向きな希望を見出していきます。
仕事には一切の妥協を許さない毅然とした男でありつつも、裏では思いやりにあふれた味沢匠の生き方に憧れました。
こういう人生観や生き方をマンガを通して読んで、心にグッとくる話がくると、過去の自分と今の自分を照らし合わせながら、「もっと努力して生きなきゃいけないな」という思いになります。
私は以前までスポーツ・ファンタジー系のマンガしか読まず、料理というカテゴリに全く興味がなかった人間でした。
今では、落ち込んだ時や何を目指していいか分からなくなった時は、このマンガを読んで元気をもらっています。そんな貴重な作品です。
## 私の好きなエピソード ##
- ・第一巻 <心の料理>
- ・第三巻 <道=みち=>
- ・第八巻 <鍋物の魅力>
- ・第九巻 <生きる>
## ザ・シェフはココから ##
iOS: マンガRIZE - App Store
外見至上主義/T.Jun/XOY
いじめられっ子がある日目覚めると、超絶イケメンに?
主人公・蛍介は学校で酷いイジメに遭っていた。蛍介は人生をリセットする為、母を一人残し有名芸術高校に転校することを決意する。
一人暮らしを始めたある日、蛍介が目覚めると鏡の前には自分と正反対な「超絶イケメン」が立っていた!もう一人の「自分」を手に入れた蛍介は、昼はイケメンの体で学校に通い、夜はブサイクの体でバイトをする奇妙な二重生活を始める。
イケメンな自分と、ブサイクな自分、二つの視点から見る人々、そして社会を通じて蛍介はたくさんのことを学んでいくが...
こちらのマンガはまだ完結していないのですが、第一話から最新話まで2・3時間で一気に読んでしまいました。
この本に惹かれたわけ
蛍介が母親とカフェに行くシーンや、外見から受けた差別を理由にして自分は何もしてこなかった気づくシーンには胸を締め付けられるような思いがしました。
外見も境遇も似ているのに、認められる人とそうでない人がいる、その差は何だろう。世の中にはブサイクとイケメン、いじめる側といじめられる側、必ずどちらも存在するけれど、自分がどんな境遇にあっても負けない強さ・勇気を受け取れるマンガです。
また、シリアスな場面だけではなくて、おバカなヤンキー達が面白く、続きを読みたくなってしまいます。
イケメンキャラとブサイクキャラ、真剣なシーンとおバカなシーンで内容にメリハリがあることが、集中したまま一気に読める理由だと思います。
ちなみに、スマホでマンガを読む機会が増えている中、スマホに合わせて縦スクロールで読めるマンガが増えています。こちらもスクロールで読むWEBマンガです。
## 外見至上主義はココから ##
パソコン: 外見至上主義 | XOY
iOS: XOY - App Store
Android: XOY - Google Play
以上、私が一気読みせずにはいられなかったマンガ・読み物でした。
どれも一度読み始めたら止まらないので夜中に読み始めないようにしてくださいね!